フェリー乗船の前に済ませておきたいこと

フェリー乗船前

はぁ…これで本当に今年の夏の北海道旅行が終わってしまうのかと思うと涙が出てきそうになる。涙をこらえ、グルグルというお腹の音を収めるべく、苫小牧にあるイオンへ足を運ぶ。

今まで贅沢な食事をしてきたせいか、うどんのような胃に優しいものを食したい気分だったため、野菜も豊富に取れる長崎ちゃんぽんをチョイス。北海道に来てまで!?という思いに負けそうになったが、自分の胃袋と相談し、ここはこれで行こうということになった。

野菜がめちゃくちゃ体にしみる。。。どんだけやねん!帰ったら1ヶ月くらいは質素な食生活しても良いかもしれない…と、そう切実に思った。

そうそう、もちろん食事が目的でイオンに来たわけではない。

ここで、お酒を大量に仕入れて帰ってこようという魂胆だ。国稀の普通酒(佳撰)は北海道民が普段飲みとして飲まれているお酒だそうで、スーパーなどにはどこにでもおいてあるもの。これを本州の人間は通販以外に手に入れることができないため、我々はここイオンで大量に買い占めることを旅行が始まる前から企んでいた。

去年の北海道旅行で900mlを2本買ったのだが、もったいないから…と約1年弱、冷蔵庫の中でお酒を寝かせていたこともあり、今回は後悔しないよう6本購入した。きっとレジのおばちゃんは我々を相当怪しんでいたのではないかと思う。

お酒以外はフェリーの中で頂く、お昼ご飯(ホッキ貝のカレールーとサトウのごはん)それに、お酒のおつまみになるようなものを数点。

今まで大量の食費を外食で費やしてきたため、節約できるところは節約するのが我々のやり方だ。

ロードスターのトランクにギューギューに荷物を詰め込みフェリー乗り場へと向かう。イオンから約30分、これが恐怖のドライブになるとはこのときの我々は知る由もなかった。

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